ネットで書くもんかと
昔、あるアプリで日記をつけてた
生まれて初めてちゃんとした彼氏ができた頃
まさか両思いだとは思わなくて、勘違いするなと諦めようとしてた日記から
奇跡が起きた、いまでも信じらんないから細かく記録する、と両思い発覚から行動と感情を子細に描写した日記
本当にこんなに幸せでいいの、と幸せのリバウンドで怯える日記
3ヶ月してあんまり考えなくなってしまって、倦怠期かなと不安がる日記……
昔から自分を記録に残したいという欲求は強くあって
白紙の3年diaryなんかを買って、ほぼ白紙で3年経って、絶望したり
そんなんだったけど、手軽に、誰かに見せる気遣いもなく、スマホを通じて書ける日記アプリはフィットしたらしく
よく続いてて
けど、気づくと、アプリの配信終わってた
え、と思って何度も見に行くけど、新しいアプリにアップデート、2年間の記録がぱぁ
もう、ネットで書くもんかと思った
ノートに綴るようにした
けど、どこかで、この気持ちを公開したいという思いも芽生え始めてた
こんな、IT化、グローバル化、個人化の時代、
馬の骨のまま発信できる時代
もしかしたら何かにぶつかるかもしれない時代
私の中身を誰かに知ってほしかった
今日読んだある人のブログに
自分のためにブログを書いたらどうか
集客もコンセプトもなくていいから
生きた証を残すために
と書いてあって
また消えてしまうかもしれないけどね
ブログをかきたくなった
「人生フルーツ」を見てきた
久しぶりに。
月日は流れ、大学生から社会人となった私ですが、時折何かを発信したくてたまらなくなります。
世間に発信するブログを書く、と思うと、繕ったり、無駄に凝って時間をかけてみたり、こんなことまで書いたらばれないかなぁと冷や冷やしたり、そうしてる内に「あれ、なんのためにここまでしてるんだっけ?」とやる気を失いがちなのだけど。
いいものは良かったよ、って誰かに言いたいし、身近なひとに報告ラインだけしてても広がらないし、そんなのはこの「つながれる」ご時世において、もったいないし。
そんなところで、また書いてみよう。
【人生フルーツ】@ポレポレ東中野
はい。映画を見てきました。
10:30からの回を見てきたんですが、たまたま9:30に着いてのぞいてみると、もう一人待ってる方がいて。暇だし並んでいると、あっというまに列が伸びていき。
10:10の開場時間には、もう席が埋まりそうな雰囲気でした。
愛知に住む津端夫婦の2年間を追ったドキュメンタリー。
しかし、スローな雰囲気のドキュメンタリー映画といえば、ターシャ・テューダーも最近見たのだけど、「人生フルーツ」では夫妻の知り合いの方の語りや過去の映像が多く挟まれていたり、2人の掛け合いや映像・音楽が愉快だったり、自然に起承転結を見せる展開などで、私としてはより楽しく見れた(ターシャのはまぁ、海外だし、身近さの違いもあるかも)。
で、人生フルーツの話。
途中から、号泣してた。
映画館であんなに嗚咽が漏れそうになるとは。
普段からめったに泣かないんだけど、この映画はどうにも、私の琴線に触れて仕方なかったらしい。いや、泣けたからいい映画なんて言いたいわけでなく、「泣けた」というばかばかしい文言ひとつでもってこの映画を紹介したくもないんだけど。
2人の日常や生き方が愛しく、尊かった。
「英子さんは僕の一番のガールフレンド」という言葉にどきんとした。
あ、これ、言葉だとうまく伝えられないし、私の言葉に変換したくないやつかもしれないな。
定価で映画を見ることすらめったにしない私が、もう一回見に行こうかと考えてしまう位、あの映像には力がありました。
どうぞ、気になる方は、それが導きかもしれない。お早めに。
で、本も買いました。
【ときをためる暮らし】
四冊程出てる中の一作目。
英子さんの料理のこととか、生活の知恵のような部分も多いんだけど、納得する考え方、真似したくなる部分がたくさん。付箋まみれになりました。
で、劇中にも写っていたけど、本当に修一さんセンスがいい。
読後、まねっこ。
簡単なイラストと、言葉。
これだけで確かに楽しい。
スローライフを掲げて生きてきたわけではなく、周りにどう取られようと好きなことに専念してきた結果できあがった二人の形。それを、スローライフが流行ってるからといって模写しようとしてみても、どんどん掛け違えてしまいそうだ。
いわゆる「インテリ」でありながら農的暮らしを大事にする。体を動かすことに備わる力を軽視しない。
次は宮沢賢治でも借りてこようかな。
ポジティブに、いやポジティブじゃなくても、記録を重ねて行きたい
先ほど、新しくはてなブログを開設したのですが、IDを2つ持ってたらしいので、こっちに合体。
以下は、さっき書いた記事、そのままはっつけます。
名前は、きぬこにしようかねぇ。
悩むでもなく、ぼんやり考えています。
いや、考えているようで、実はほとんど思考停止しているだけかもしれないけど。
…ブログで使う名前についてです。
あんまり凝っても覚えられないし、かといって、これから長く使うことになるのかもしれないし(実際に長くブログが続いたことなどないのだけど)、匿名性は守りたいが愛着の持てる名前にしたい。
などと考えても、いつものごとく、ブログ開設への歩みが遅くなるだけなので、あえて「名はまだない」状態で書きはじめてみます。
どうせなら、アウトプット。
『日記の魔力』を利用してポジティブブログ上の『自分のキャリア・資格』を強化・修正し、かつ『ブログ過去記事資産』にする! - A1理論はミニマリスト
日記、書くの大好きなんです。
読み返すのも大好き。
小中高と、ノートをバリバリ工夫して自分風に作り上げるのが好きでした。勿論、それで肝心の内容が頭に入らないという事態を何よりも避けたかったため、如何に効率よく・自分好みにノートを仕上げるか、で授業中は常に臨戦状態でした。
まぁ、なんですが、毎日書けたためしはない。
けれど、日々の思いつきやちょっとした出来事を記録しないと、ひとはなんと忘れっぽいことか。
「高校生の時は部活に明け暮れて…ダイエット頑張ってて…あとは何を考えて生きてたんだっけ?」
なんて具合に、思春期真っ只中の365日×3回=1095日という濃厚daysの記憶が、うっすらとしか無いのです。すでに無いのです。これから先沸き起こることもないでしょう。
ただ、受験期に、全く計画通りに勉強が進まなくて、仕舞いには罫線を無視してぐちゃぐちゃに書き殴られた文章があったりする、昔の勉強記録ノートを見ると、「あぁ、受験がなんとかうまくいったからこの時期の自分凄く頑張ってた気がしていたけど、今の自分と大差ないくらい集中力持たなかったりしたのか」とか気付き、自分の密度がいきなり高まるような感覚を覚えたりします。
そういうわけで、何かしらの媒体で、出来る限り記録を残そうと、紙のノートとevernoteで、最近ちょくちょく日記を続けているのでした。
そんな時に上のはてなブログさんを読みました。以下、引用。
で、僕が思うには「これを個人の日記内に留めておくのはもったいない」と思うんですよね。
もちろん、仕事上で守秘義務はあるので詳細は書く必要ないと思いますが、この時の考えをポジティブにブログ上に公開することで現代は『ポジティブ商品』になるんじゃないかと思います。
そしてこの部分に、納得。
「この気持ちも分かるなぁ」「でも、個人名とかクダラナイ日々の雑記とか、なーんも考えんと書けるプライベート日記がやっぱ楽よ。楽じゃないと続かんし。いつでも読み手を想定してると、面白おかしく書かなきゃというプレッシャーで、どうにも自分を捻じ曲げてしまいそうで。」「…でもやっぱり、どうせなら、誰かの役にも立つかもしれんものを、公開してみたいかもなぁ。」
という風に、私の中でメリット・デメリットが掛け合って、結局現状維持していた「ブログか非公開日記か」問題なのですが、まぁ、損することも特に無いのだし、ちゃちゃっと公開してみます。
おそらくポイントは、ポジティブにブログ上に公開すること。
…むっちゃわかるー。ポジティブじゃなく、ためにもならない、赤の他人の業務日記なんか読まないわぁ、と私が思っちゃうから、ブログにする気があんま起きんのよねぇ。
まぁ、そこだけ若干意識して、書いてみようかな。
(正直、どうポジティブに持っていくか、あんまり分かんないのだけど。実践だ。)
んじゃばー、そんなとこで。宣言日記でした。
「ぼくのお日さま」がいい曲でした
ブログはじめます。絹子です。
大学3年生、バリバリしたものが好物です(今ナッツ食べてる)。
ライフハックとか就活論とかはてなで読むのが好きで、自分も考えたことや好きなもの、メモしたいと思ったので使ってみます。
では早速、感動したことを紹介。
約4年ぶりとなるフルアルバム「むかしぼくはみじめだった」をリリースしたハンバート ハンバートと、以前から彼らのファンであることを公言している又吉直樹(ピース)の対談が実現。新作の制作秘話、タイトルに込められた意味、音楽とお笑いの共通点。ジャンルを超えた幅広いトークをじっくりと楽しんでほしい。
おそらく2年程前の対談です。
ハンバート ハンバートも又吉さんも好きで、でも両方とも最近ちょっと離れていて(音楽聴いてないしテレビうちにない)、こんな記事があるなんて知りませんでした。
対談中で印象に残ったのは、「むかしぼくはみじめだった」の1曲目、「ぼくのお日さま」について語っているこのあたり。
又吉 僕もなかなか言葉が出てこないほうなので。こういう歌って、しっくりくるんですよね。落ち込んでるときに明るい曲でテンションを上げられる人もいると思うんですけど、僕はどっちかっていうと、逆に突き放されてる感じになるんですよ。パーティに入っていけないときみたいに。
佐藤 わかります。
又吉 「ぼくのお日さま」もそうなんですけど、自分の日常の半歩前くらいを歩いてくれてる感じの曲がいいんですよ。それが救いなんです、僕にとっては。
これは共感しました。又吉さんの言語感覚もいい。
中学時代、J-popとかのポジティブ励まし曲は聴いていられなくて、syrup16gの陰鬱なメロディと歌詞の曲ばかり聴いていたのを思い出した。
最後のページにこの曲のリンクが貼ってあったので聴いてみたんですが、これがとっても良かった。
歌詞、全部貼っていいのか分からないから、一部抜粋します。
頭にきても ことばがでない
くくく くたばれ これじゃ勝てないね
家に帰れば ロックが僕を 待っててくれる ボリューム上げるよ
歌なら いつだって こんなに簡単に言えるけど
世の中歌のような 夢のようなことじゃない
一言も言えないで ぼくは今日もただ笑ってる
嫌いなときはノーと 好きなら好きと言えたら
家に帰れば~から、またも自分の中学時代を思い返しました。笑
メロディと声がまた、じんわり心に響きます。
あぁ、未だに、「嫌いなときはノーと 好きなら好きと」なかなか言えないのだけど。
でもそういったみじめさを、言語化して、メロディに乗せて届けてくれる歌があって嬉しいです。
忙しくて、それから必要性をそんなに感じなくなって、歌をちゃんと聴くことも少なくなっていたけど、このアルバムならもっと聴きたいな、と思いました。
ちなみに、youtubeでこの曲を聴いて、ハンバート ハンバートを知りました。
別れのうた。
色んな解釈があるみたいですが、幽霊になった彼女と生きている男の子の会話、という解釈が好きです。
おしまい。